「Lステップの構築って具体的にどのような流れで進めればいいの?」と疑問に感じている方も多いのではないでしょうか。この記事では、Lステップの構築の流れを、実例を元に詳しく説明していきます。
Lステップの導入についてイメージがわかない方でも、本記事を読めば概要がつかめるはずです。導入を検討している方は、ぜひ最後までお読みください。
当社では、徹底的なヒアリングのうえで、どのようなLステップが効果的であるのかを提案しています。
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Lステップ構築に携わる職種とそれぞれの役割

プランナー
プランナーは、クライアントとの打ち合わせをもとにヒアリングを行い、戦略の設計やプロジェクト全体の管理を担当します。
たとえば、美容サロンがLステップを導入する場合、プランナーは「新規顧客獲得のための特典」や「リピーター育成のためのフォローアップのシナリオ」、「リッチメニューに掲載するコンテンツ」などの仕組みを考えます。
ディレクター
ディレクターは、プランナーが設計した内容をもとに、コンテンツ作成の管理や制作スケジュール管理や制作物の品質管理を担当します。
美容サロンのLステップで「サロンユーザーに対してどのようにデザインやメッセージで訴求するか」、「リッチメニューのデザインや配置」などをディレクターが決定します。
すでに依頼先にHP・LP・各種SNSがある場合、デザインや言い回しに大きな違いがあると、ユーザー側にも違和感を与えてしまいます。そこの違和感をなるべく減らしつつ、ユーザーの目を引くような的確にデザイナーやライターへ指示します。
デザイナー
デザイナーは、リッチメニュー・画像(バナー)・カルーセル・LINE追加特典などのデザインを作成します。
たとえば、美容サロンのリッチメニューで「予約」「クーポン」「施術メニュー」「お客様の声」の4つのボタンを作成する場合、どのようなデザインであれば「ユーザーの目を引くことができるのか?」を意識してデザインをします。
ライター
ライターは、Lステップのシナリオに使用する文章や自動応答メッセージ、お友達追加時メッセージを作成します。
あらかじめプランナーが作成したシナリオの大まかな構成とディレクターからの指示内容を元に、ユーザーへ訴求するためにテキストへ落とし込むことがライターの役割となります。
加えて、ターゲットとなるユーザーにマッチした絵文字の採用やストレスを与えない適度な文字数、テキストの魅せ方の工夫などもライターが担う役割です。
構築者
プランナーが作成した設計図、デザイナーの作成したデザイン、ライターの作成した文章を元にLステップの構築を行います。具体的なLステップの設定作業は、以下のとおりです。
- シナリオ設定
- タグ、お友達情報欄の作成・設定
- 回答フォーム作成
- テンプレート作成
- イベント予約、カレンダー予約設定
- リッチメニュー設定
- 自動応答設定 など
構築の規模や依頼先の組織体制よっては役割を兼務することも
ここまで解説をした役割は、あくまで一般的な例となります。
たとえば、プランナーとディレクターが兼務となっていたり、1人が全ての役割を担っていたりする人もいます。ほかにも構築規模によっては、ディレクターをサポートするサブディレクターの採用や、動画コンテンツ作成のための動画編集者などもプロジェクトに参画することがあります。
Lステップ構築依頼で準備しておくこと
Lステップの構築が目的や課題に沿った構築になるように、以下を事前に把握できている状態にしておくことが大切です。
- ビジネスのスキームをわかりやすく言語化
- Lステップで期待していることや導入目的
- 事業課題
- 将来展望
一度構築したものを大幅に路線変更する場合、時間とコストがかかります。
依頼した意図から大きくズレた構築にならないよう、上記の要点をしっかり押さえて、構築の依頼をするようにしましょう。
Lステップ構築依頼をした際の流れ
Lステップの構築依頼を業者に任せた場合、一般的には下記の流れになります。
【STEP①】ヒアリング
【STEP②】要件定義・設計
【STEP③】Lステップ構築
【STEP④】構築確認・納品
それぞれの内容を詳しく一つずつみていきましょう。
【STEP①】ヒアリング
依頼した業者から、ビジネススキーム・Lステップ活用の目的・事業課題・将来の展望などがヒアリングされると思います。この段階で、Lステップを通して何を実現したいのかを明確にし、Lステップを構築・運用する上でのゴールを認識合わせする必要があります。
たとえば、美容サロンのクライアントなら、「新規顧客の予約率を上げたい」「リピーターの来店頻度を増やしたい」といった要望を深掘りして、本質的な目的・課題をヒアリングしていく流れになります。
【STEP②】要件定義・設計
ヒアリングした内容をもとに、Lステップの設計を行います。この段階では、以下のような具体的な要件を定めます。
①自動応答のフローはどのようにするのか
②どのタイミングでメッセージを送るのか
③どのようなリッチメニューを設計するのか
上記の内容を具体的に考えていきます。たとえば、美容サロンの場合、「お友達追加時にアンケートとクーポンを送る」「3日前に予約リマインドのメッセージを送る」といった設計を行います。
【STEP③】Lステップ構築
設計された内容を元にLステップの構築が実施されていきます。ここではディレクターがデザイナー・ライター・構築者に指示していき、設計したものをLステップに反映していきます。
構築の途中段階でデザインやテキストの確認工程があるとスムーズです。もし、依頼業者とそのようなやり取りがなく進んでいる場合は、途中で確認依頼を出しても良いでしょう。
【STEP④】構築確認・納品
最終的に構築された内容を確認し、納品します。この段階では下記のようなテストを実施し、意図した通りの動作をしているかを確認します。
テスト例
- シナリオメッセージが正しく送信されるか
- リッチメニューが適切に表示されるか
- 自動応答が意図した通りに機能するか
たえば美容サロンのLステップなら、テストユーザーで「クーポンが正常に送信されるか」「予約確認メッセージが届くか」などをチェックします。
自社で構築するか、他社に依頼するかどちらがおすすめ?
基本的に初期段階の構築は、プロの業者に依頼することをおすすめします。しかし、社内にマーケター・デザイナー・ライターがいる場合は、内部のリソースも活用しつつ、外部への依頼を最小限に抑えることも可能です。
ただし、内部のリソースを活用する分、依頼業者とのコミュニケーションコストが増えるため、どこまでを自社で対応するか、事前に決めておくことが重要です。
Lステップ導入を検討している人は一度相談をしてみよう
今回はLステップの構築の役割について具体例も交えてご紹介させていただきました。Lステップ構築には複数の役割があり、それぞれが連携しながら進めていきます。
構築をスムーズに進めるためには、事前準備が不可欠です。また、自社で対応するか、外部に依頼するかもあわせてよく検討し、最適な形でLステップを導入しましょう。
自分のサービスにもLステップが適用できるか不安を感じる人もいるかとは思いますが、クライアンドでは、事前に丁寧なヒアリングをしたうえで提案させていただきますのでご安心ください。
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