LINE公式アカウントで電話できるの?LINE公式電話の使い方と特徴を解説

「LINE公式アカウントで電話対応ができたらいいのに…」と考えている店舗オーナーやカスタマーサポート担当者は多いのではないでしょうか。

実際にLINE公式アカウントは、「LINEコール」という無料で使える電話機能が搭載されています。「LINEコール」を活用すれば、顧客はLINEアプリから直接あなたの店舗やサービスに電話をかけることが可能です。。

本記事では、LINEコールの特徴や設定方法、活用ポイントを初心者にもわかりやすく解説します。

最後まで読んでいただければ、LINE公式アカウントの電話機能を使いこなし、顧客対応の質を向上させながらコスト削減も実現できるようになるでしょう。

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目次

LINE公式アカウントを使って無料で電話できる「LINEコール」とは?

「LINEコール」機能は、お客様が企業や店舗と無料で通話できます。お客様は、LINEアプリから直接音声やビデオ通話を発信でき、問い合わせや相談が手軽に。一方、企業や店舗はカスタマーサポートの質が向上します。

「LINEコール」の特徴は以下5つです。

  • どのプランでも無料で利用可能
  • 音声通話と動画通話を選択できる
  • 受付方法を2種類から選択できる
  • LINE公式アカウントに通話履歴が残る
  • ほかの電話番号へ転送できる

どのプランでも無料で利用可能

Lineコールは、プランの種類に関係なく無料で使える通話機能です。そのため、コストを抑えながらお客様とのスムーズなコミュニケーションを実現できます。

また、電話回線の契約や専用機器も不要で電話ができるため、特に中小企業や個人経営の店舗など、限られた予算内で高品質な顧客対応を目指す事業者に取って、便利で導入しやすいサービスと言えるでしょう。

音声通話と動画通話を選択できる

Lineコールは、音声通話と動画通話を選択でき、それぞれの特徴は以下の通りです。

音声通話音声通話だけでも十分な業種や、顔を見せることなく対応したい方におすすめ
動画通話商品の見た目や使い方を説明する小売業や、相談者の状況を視覚的に確認したいサポート業務におすすめ

通話形態はアカウント管理画面から簡単に変更できるため、ビジネスの性質や顧客ニーズに合わせて最適な通話形態を選択できます。

また、顧客側も状況に応じて通話形態を選べるため、プライバシーを重視する人にも配慮したサービス提供が可能です。

受付方法を2種類から選択できる

LINEコールは、「常時受付」と「必要に応じて受付」の2種類から受付方法を選択できます。

「常時受付」と「必要に応じて受付」の特徴は以下の通りです。

常時受付Lプロフィール画面やチャット画面に通話ボタンを常に表示させ、ユーザーがいつでも発信できる状態を作る。電話対応を主としたカスタマーサポートにおすすめ。
必要に応じて受付URLやQRコードを発行し、必要なタイミングで顧客に送る。予約制のビジネスや特定の顧客だけに通話機能を提供したい場合におすすめ。

どちらの方法も管理画面から設定でき、時間帯や曜日で使い分けることも可能です。、そのため、受付可能時間や定休日がある店舗にもおすすめです。

LINE公式アカウントに通話履歴が残る

LINEコールは、通話が完了した後も履歴がチャット画面へ自動的に記録されます。以下の情報がチャットルームに残るため、対応履歴を簡単に確認できます。

  • 通話の開始時間
  • 終了時間
  • 通話時間の長さなど

通話履歴が残ることにより、顧客とのやり取りを把握したうえで継続的なサポート提供が可能です。特に複数のスタッフで対応している場合、誰がどの顧客と何時に通話したかの情報共有が円滑になるので、引き継ぎ時の情報漏れも防止できます。

また、顧客対応が一つのチャットルーム内で完結するため、対応品質と顧客満足度の向上につながるでしょう。

ほかの電話番号へ転送できる

LINE公式アカウントの有料プラン(ライトプランまたはスタンダードプラン)では、LINEコールの着信を外部の電話番号へ転送できます。LINE専用の携帯を用意しなくてすむので、既存の電話機でLINEからの着信に対応可能です。

また、複数の転送先を設定し、時間帯や対応スタッフの状況に応じて自動的に切り替えられます。

転送機能により、LINEコールの着信を逃さず対応できるため、ビジネスチャンスの損失を防ぎつつ、顧客サービスの質を向上させることができます。

【3ステップ】LINE公式アカウントのLINEコール(無料電話機能)を設定する手順

LINEコールは、LINE公式アカウントを通じてユーザーが企業や店舗と無料で音声通話やビデオ通話ができる便利な機能です。

以下3つのステップで簡単に設定できます。

①応答機能のチャットを有効にする

LINE Official Account Managerにログイン後右上の「設定」をクリック

左側メニューから「応答設定」を選択

「チャット」機能をオンにする。

②LINEコールを有効に設定する

「応答設定」画面を下にスクロールし、「応答時間の設定を開く」ボタンをクリック。

チャット設定画面で「電話」タブを選択。

LINEコールの「利用する」をクリック。

③通話タイプとオプションを設定する

「通話タイプを選択」をクリックし、以下から選択。

  • 音声通話
  • 音声通話とビデオ通話
  • 転送(有料プランのみ)

「トークルームの通話ボタン」の表示有無を設定します。

以下のオプションを設定する。

  • 通話リクエストの有効時間
  • 不在時メッセージの利用有無

LINE公式アカウントでLINEコールの電話を受け付ける方法

LINEコールを利用すると、ユーザーと無料で音声通話やビデオ通話ができます。受付方法は、「常時受付」と「必要に応じた受付」の2種類があります。

いつでも通話を受け付ける場合

常時通話を受け付けたい場合、以下3つの方法があります。

プロフィール画面に通話ボタンを設置する

手順は以下の通りです。

LINE公式アカウント管理アプリを開き、プロフィール設定画面に移動。

プロフィールにある「+追加」をタップ

「通話」を選択し、「次へ」をタップ

最後に、通話タイプで「LINEコール」を選択することで、プロフィール画面にLINEコールの発信ボタンが表示され、ユーザーはいつでも電話をかけることができます。

チャット画面に通話ボタンを設置する

LINE公式アカウント管理アプリを開きます。

「チャット」タブをタップし、右上の歯車マークをタップして「チャット設定」を開いた後左側にある「電話」の項目をタップ

「LINEコール」をオンにする

「トークルームの通話ボタン」をオンにする。

これにより、ユーザーのチャット画面に通話ボタンが表示されます。

QRコードを発行する

LINEコールのQRコードを発行し、店頭やウェブサイトに掲載することで、ユーザーがスキャンして直接電話をかけられるようになります。ただし、通話リクエストの有効期間を設定している場合、QRコードは利用できませんので覚えておきましょう。

必要に応じて通話を受け付ける場合

特定のユーザーや状況に応じて通話を受け付けたい場合は、通話リクエストを使用します。

設定の流れは以下の通りです。

  1. LINE公式アカウント管理アプリのチャット画面を開く
  2. 左下の「+ボタン」をタップしてメニューを表示
  3. 通話リクエストをタップ
  4. 内容を確認し、「送信」ボタンをタップ

ユーザーは送られてきた通話リクエスト内の「電話をかける」ボタンをタップすることで、LINE公式アカウントに電話をかけることができます。

通話リクエストには有効期間を設定することができます。通話リクエストにより、必要なときだけ通話を受けることが可能です。

LINE公式アカウントのLINEコールを使って電話する際の注意点

LINEコールは便利なツールですが、活用するには注意点があります。ここで解説する注意点を確認して、LINEコールの機能を最大限に活用しましょう。

チャット対応を有効に設定する必要がある

LINE公式アカウントのLINEコールを利用するには、事前にチャット機能を有効化しないといけません。有効化していないと、通話機能そのものが利用できませんので、アカウント管理画面の「応答設定」から有効化しましょう。

設定変更後は必ず動作確認を行ってください。チャット機能と同時に通知設定も行わないと、顧客からの着信に気づかず対応する機会を逃してしまう可能性があります。

チャット機能の有効化は、基礎となる部分なので最初に確認すべき設定といえるでしょう。

アカウントの運営側からは通話を始められない

LINEコールは、通話を開始する際ユーザー側からのアクションが必要で、アカウント運営者から顧客へ発信することはできません。そのため、ため、プロフィール画面やチャットルーム上部に通話ボタンを目立つよう設置するのがおすすめです。

また「お問い合わせは通話ボタンをご利用ください」などの案内メッセージを定期的に配信すると、ユーザーが通話機能を意識しやすくなります。

スムーズに問題解決へつなげるため、チャットだけでは説明が難しい内容の場合は通話ボタンの利用を促しましょう。

オンライン診療の用途で使う場合は「LINEドクター」を使用する

LINEコールはさまざまな顧客対応で使用できる機能ですが、オンライン診療などの医療行為には専用サービスの使用が必要です。

医療情報の取り扱いにはプライバシーとセキュリティ上の基準があるため、医療機関向けに開発された専用サービス「LINEドクター」を使用しましょう。。

なお、患者情報保護や診療記録管理など、医療特化の機能が充実しているLINEドクターのサービスでしたが、2025年6月10日にサービスが終了しますので、注意してください。

LINE公式アカウントの電話機能を活用し、顧客対応をスムーズに効率化しよう

本記事では、LINE公式アカウントの無料電話機能「LINEコール」の特徴と使い方について解説しました。LINEコールは以下のような優れた特徴を持っています。

  • すべてのプランで無料で利用可能
  • 音声通話とビデオ通話の選択が可能
  • 常時受付と必要時受付の2種類から選べる受付方法
  • 通話履歴が自動的に記録される機能
  • 他の電話番号への転送機能(有料プランのみ)

LINEコールを活用するには、事前にチャット機能を有効にし、ユーザーが通話を始めやすいよう通話ボタンを適切に設置することが重要です。

お客様とのコミュニケーションをよりスムーズにするためにも、ぜひLINE公式アカウントの電話機能を導入してみてください。

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サイト運営者

・株式会社クライアンドの代表取締役であり、Lステップ認定代理店
・会社員時代より、公式LINEの構築や運用の提案に携わり、クライアントの要望に合わせたプロジェクトを通算100件以上手掛ける
・独立後は、Lステップを活用した公式LINEの構築・運用支援を専門に活動。新規導入案件を毎月獲得し、クライアントから高い評価を受けている

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