LINEアンケートの作り方!作成手順と回答率を上げるポイントを徹底解説

「LINEで簡単にアンケートをとる方法が知りたい」

「公式アカウントでアンケートってどうやって作るの?」

上記のような悩みを抱える方も多いでしょう。

LINEは手軽にユーザーとコミュニケーションが取れるツールですが、アンケート機能の使い方や設定方法がわからず、なかなか活用できないという声も多く聞かれます。

そこでこの記事では、LINE公式アカウントのリサーチ機能を活用したアンケートの作り方を初心者にもわかりやすく解説します。効果的に使うポイントも踏まえ、ぜひ導入してみてください。

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目次

【作り方の前に】LINE公式アカウントのアンケート(リサーチ機能)とは?

LINE公式アカウントにある「リサーチ機能」とは、企業や店舗がLINE上で簡単にアンケートを作成・配信できるツールです。これにより、顧客の意見やニーズをリアルタイムで集めることが可能になります。

ユーザーがLINEで日常的にやり取りをしている環境にアンケートを組み込めるため、回答率が高く、マーケティング施策やサービス改善に繋がります。

このリサーチ機能で「何ができるのか」「何ができないのか」、そして「LINEリサーチ」との違いについて、それぞれ詳しく解説します。

リサーチ機能でできること

リサーチ機能でできることは次の4点があります。

  • 選択式の質問作成
  • サンクスページの設定
  • アンケート配信のターゲティング(属性ごとに配信可能)
  • 回答の集計およびCSVでの出力

顧客の年代、性別、興味関心などを把握し、より効果的な情報発信や商品開発が可能になります。

実際にLINE社が提供する資料(LINE for Business)でも、リサーチ機能を使ったアンケート活用が多数紹介されています。ユーザーの声を直接聞きビジネス改善に役立てる有力なツールと言えるでしょう。

リサーチ機能でできないこと

LINE公式アカウントのリサーチ機能にもできないこともあります。それは次の4点です。

  • 自由記述式の質問(※一部、認証済みアカウントに限り対応)
  • 回答内容によって次の質問を変える分岐設定(ロジック制御)
  • グラフやチャートでの視覚的なレポート出力
  • 質問数の上限がある(最大10問まで)

具体的に言うとユーザーの選んだ選択肢によって次の質問内容を変える「ステップ型アンケート」などは、この機能単体では実現できません。このような複雑な設計を行いたい場合は、Lステップなどの外部ツールと併用する必要があります。

そのため、LINEのリサーチ機能は「簡易的なアンケート」に向いており、本格的な調査にはやや物足りなさを感じることもあるでしょう。

「LINEリサーチ」との違い

「LINEリサーチ」は、LINEヤフー株式会社が提供する本格的なリサーチサービスであり、LINE公式アカウントのリサーチ機能とは別物です。

項目LINE公式アカウントのリサーチ機能LINEリサーチ
対象公式アカウントのフォロワー全国のLINEユーザー
質問形式選択式が中心記述式・ロジック分岐も可能
回答数フォロワー数に依存数千~数万人の回収も可能
分析機能CSV出力程度詳細な分析レポート提供

たとえばLINEリサーチでは性別・年代・地域別などでセグメントを分けて大規模な調査を行うことができます。企業のマーケティング部門などが、全国規模で市場調査を実施する際に多く活用されています。

一方、LINE公式アカウントのリサーチ機能は、既存のフォロワーに向けて簡単なアンケートを取る手段として有効です。目的や規模に応じて、どちらを利用するか選ぶことが重要です。

LINE公式アカウントのリサーチ機能を使ったアンケートの作り方

LINE公式アカウントのリサーチ機能を使えば、特別な知識がなくても簡単にアンケートを作成し、フォロワーへ配信することができます。簡単なステップは下記の流れです。

  1. リサーチを作成する
  2. 設定を行う
  3. アンケートを配信する

それでは、各ステップを具体的に解説していきましょう。

①リサーチを作成する

まず最初に行うのは、アンケートそのものを新規作成する作業です。LINE公式アカウントの管理画面(LINE Official Account Manager)から「リサーチ」→「新規作成」と進むことで、アンケート作成がスタートします。

まずはアンケートの骨組みをここでしっかり作っておきましょう。

②基本設定を行う

リサーチの作成後には、アンケートの基本情報を設定します。ここではアンケートのタイトルや実施期間、参加条件などを入力します。

具体的に設定できる項目には以下のようなものがあります。

【設定できる内容】

  • アンケートのタイトル
  • 実施期間(開始日と終了日)
  • 対象ユーザー(全体配信 or 属性ターゲティング)
  • 回答可能回数(1人1回、複数回)

特に重要なのは実施期間の設定です。期間が短すぎると回答が集まりにくくなるため、数日〜1週間程度の余裕を持たせた方が良いでしょう。

③紹介ページを設定する

紹介ページとは、アンケートの目的や参加によるメリットを説明するページで、回答前にユーザーが必ず目にする部分です。ここでは、アンケートの背景や趣旨、参加の特典などがあれば必ず記載しましょう。

たとえば以下のような構成が効果的です。

【紹介ページに含めるべき要素】

  • 調査の目的(例:「今後のサービス改善のため」)
  • 回答者のメリット(例:「抽選で500円クーポン進呈」)
  • 回答所要時間(例:「約1分で完了します」)

ユーザーが回答したくなるような魅力的な紹介ページを作ることで、回答率の向上を目指しましょう。

④サンクスページを設定する

サンクスページとは、アンケートに回答してくれたユーザーに対して、お礼のメッセージを表示するページです。ここでしっかりと感謝の気持ちを伝えることで、ブランドへの好感度が高まります。

また、サンクスページでは次のアクション(クーポン配布やサービス案内など)を案内することも可能です。

【サンクスページの内容例】

  • 「ご協力ありがとうございました!」
  • 「結果は来週中にLINEでお知らせします」
  • 「この画面を提示で100円引き!」

ユーザーとの信頼関係を築くために、丁寧なメッセージを心がけましょう。

⑤【ユーザー属性】質問内容を設定する

次に、質問内容を設定します。基本的な質問は選択肢形式で、1問ずつ追加していきます。ユーザーの性別や年齢、居住地、趣味などの「属性」に関する質問を入れると、分析の精度が上がります。

たとえば、以下のような質問が考えられます。

【属性に関する質問例】

  • 「あなたの性別を教えてください」(選択肢:男性/女性/回答しない)
  • 「年代を教えてください」(選択肢:10代/20代/30代/40代以上)
  • 「どこにお住まいですか?」

これらの情報をもとに、後日配信するキャンペーンのターゲット設定にも役立てることができます。

⑥【自由形式】質問内容を設定する(認証済みアカウントのみ)

認証済みのLINE公式アカウントでは、「自由記述式」の質問を設定することも可能です。これは、ユーザーが自由に文字入力できる回答形式で、より具体的な意見を集めたい場合に有効です。

【自由記述でできること】

  • 新商品のアイデア募集
  • 不満点や改善要望の聴取
  • 感想・レビューの回収 など

ただし、自由記述は回答のハードルがやや高くなるため、質問数は1〜2問に留めるのがポイントです。

またLINE公式アカウント 認証済みアカウントについて詳しく知りたい方は、こちらのリンクをクリックしてください。

⑦作成したアンケートを配信する

最後に、作成したアンケートを実際に配信します。管理画面の「リサーチ」から対象のアンケートを選び、「配信設定」→「配信する」でユーザーに送信されます。

ここで重要なのが「配信タイミング」と「配信先の絞り込み」です。

【配信時のポイント】

  • 反応が高い時間帯(昼12時〜13時、夜20時以降)に配信
  • 属性ターゲティングで関心の高い層にだけ配信
  • メッセージ文に回答のメリットを明記

アンケートは配信して終わりではありません。配信後の結果を分析し、次回の施策にどう活かすかが重要です。

またリサーチで使えるメッセージ一覧も下記に紹介します。

  • 一斉配信(メッセージ配信):通常のメッセージ配信でリサーチを含むテンプレートを送信可能
  • ステップ配信(Lステップなど外部ツール連携時):特定条件に応じたリサーチ配信が可能
  • あいさつメッセージ:友だち追加時の自動配信メッセージにリサーチを含めることが可能
  • 応答メッセージ(キーワード応答):特定キーワードへの応答としてリサーチを配信可能
  • リッチメッセージ/リッチビデオメッセージ:画像や動画バナー内のボタンからリサーチURLへ誘導可能
  • カードタイプメッセージ(カーネルテンプレート):カード型メッセージのボタン部分にリサーチリンクを設定可能

こちらもアンケート作成の際に参考にしてみてください。

LINE公式アカウントのアンケートを効果的に使うポイント

LINE公式アカウントのリサーチ機能を活用することで、フォロワーとのコミュニケーションがより密になり、商品やサービスの改善に直結する貴重なフィードバックを得られます。

しかし、ただアンケートを配信するだけでは十分な成果は得られません。効果的に活用するには、次の3点を抑えるのもポイントです。

  • ユーザーの属性ごとにアンケート内容を変える
  • 定期的にアンケートを取り商品やサービスに活かす
  • Lステップなどの拡張機能の導入も検討する

それぞれ詳しく見ていきましょう。

ユーザーの属性ごとにアンケート内容を変える

ユーザーの年齢、性別、興味関心に合わせてアンケートの内容を変えることで、回答の質と量が大きく向上します。なぜなら、全ユーザーに同じ内容を送ると関心のない人からの回答率が下がる可能性があるからです。

LINEの「属性ターゲティング配信」機能を使えば、フォロワーを年齢・性別・エリアなどで分類して配信することが可能です。これにより、「20代女性に向けた新作コスメの希望アンケート」や「中高年男性向けの健康食品に関する意識調査」など、よりターゲットを意識した設問設計ができます。

属性に基づいた設問設計を行えば、より的確なニーズを把握をでき、商品開発やマーケティング施策の質も向上するでしょう。

定期的にアンケートを取り商品やサービスに活かす

アンケートは一度配信して終わりではなく、定期的に実施して傾向の変化やニーズの移り変わりを把握することが大切です。市場やユーザーのニーズは時間とともに変化するため、継続的なリサーチが改善と成功への近道となります。

Lステップなどの拡張ツールの導入も検討する

より高度なアンケート設計や、回答に応じた自動対応などを求める場合、LINE公式アカウントだけでは機能に限界があります。そこで検討したいのが、Lステップなどの拡張ツールの導入です。

Lステップを使えば、以下のような高度なアンケート運用が可能になります。

【Lステップでできること】

  • 回答内容に応じた自動分岐(条件分岐ロジック)
  • 回答に応じた自動返信メッセージの送信
  • 記述式アンケートや多段階アンケートの作成
  • 属性タグの自動付与と顧客リスト管理
  • アンケート結果の自動グラフ化

LステップではLINE公式アカウントのリサーチ機能よりも柔軟な設問設計ができるため、ユーザーの満足度が向上しやすくなります。実際に多くの中小企業や店舗がLステップを活用して、成約率やリピート率の向上につなげています。

このように、LINE公式アカウントに機能を追加する形で拡張ツールを導入すれば、アンケートの精度と効果を大幅に高めることが可能です。ビジネスの規模や目的に合わせて、検討してみてはいかがでしょうか。

LINE公式拡張ツール「Lステップ」の回答フォームを使ったアンケートの作り方

Lステップの回答フォームを使えば、選択式・記述式・スコア付きなど多様な設問を設定でき、回答内容に応じて自動でタグ付けやメッセージ配信を行うことが可能になります。

フォームはURLで発行でき、メッセージやリッチメニューに簡単に組み込める点も便利な点です。回答結果はCSV出力やスプレッドシート連携で管理しやすく、アンケート結果の分析や次の配信設計にもスムーズに活用できます。

このように、Lステップのアンケート機能を活用すれば、ユーザー理解が深まり、より効果的なLINE運用が実現できるでしょう。標準機能では物足りない方にとって、非常に頼れる選択肢です。

Lステップの回答フォームについて詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてみてください。

効果的なLINEアンケート運用を今すぐ始めましょう

LINE公式アカウントでアンケートを実施する方法には、「リサーチ機能」と「Lステップなどの拡張ツール」の2つがあります。リサーチ機能は手軽さが魅力で、基本的な質問内容に対応しています。

一方でLステップを活用すれば、回答内容に応じた配信や詳細なデータ分析まで可能となり、マーケティングに大きく役立つでしょう。

そして、アンケートの効果を最大限に高めるには、質問設計や配信のタイミング、インセンティブの工夫などがポイントです。ユーザーにとってストレスのない回答を提供しつつ、得られた回答を次の施策に活かすことで、リピーターやファンの育成にもつながります。

そのため、まずはLINE公式アカウントの基本機能から始めて、より高機能なアンケート運用に挑戦したいと感じたら、Lステップの導入を検討してみましょう。

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「うちでも使えるの?」という方も、お気軽にご相談ください!

Lステップの活用方法は業種や課題によってさまざま。
「売上を伸ばしたい」「採用をラクにしたい」「LINEをもっと活かしたい」など、どんなお悩みでもOKです。

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サイト運営者

・株式会社クライアンドの代表取締役であり、Lステップの認定コンサルタント
・会社員時代より、公式LINEの構築や運用の提案に携わり、クライアントの要望に合わせたプロジェクトを通算100件以上手掛ける
・独立後は、Lステップを活用した公式LINEの構築・運用支援を専門に活動。新規導入案件を毎月獲得し、クライアントから高い評価を受けている

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